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火災が起きたらまず何をする?避難や消火方法について

前回の記事は「火災で生き延びるために知っておくべき事|対策や防災グッズも」です

火災で生き延びるために知っておくべき事|対策や防災グッズも





火事が起きたらどう行動するか

まずは出口を確保する

火に対して、いつでも建物から出られる場所に立つ。



火が天井に達していなければ初期消火を行う

初期消火をする場合・・

  1. 大声で「火事だ!」と叫び、周りに知らせる
  2. 「119番」に通報
  3. 初期消火

この3つを同時に行う。

1人しかいなければ、消火活動をしながら大声で叫んで近くの人に通報を求める。
(大声が出なければ非常ベルやホイッスルなど音を出して、周りに非常事態を知らせる。)

1人で何とかしようとせず助けを求めましょう。
小さな火事でもまずは「119番」

https://pokoko.net/wp-content/uploads/2019/04/hukidasi_001-1.gif

自力で消化できるのは火災発生から約3分(火が天井に達するまで)と言われています。



火が天井に達していたらすぐに逃げる

初期消火をせず逃げる場合・・

  1. 大声で「火事だ!」と叫び、周りに知らせる
  2. 口と鼻にタオル(なければ衣服の一部)をあてながら逃げる
  3. 余裕ができれば「119番」に通報
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逃げる時、できれば燃えている部屋のドアや窓を閉めて空気を遮断しましょう。




火元別の初期消火方法

空気を遮断する方法
水に浸したシーツ、バスタオル、カーテンなどを手前から火元に被せると空気を遮断できる。

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水を溜めたり濡らしている間、手が空いている人は座布団などで叩いたり、周りに燃えやすい物があれば離しましょう。



ストーブやコンロ

消火器を直接火元に向けて噴射する。
消火器がなければ空気を遮断する。



天ぷら油

◎一番適した消火方法

強化液消火器
なべのふちに向け噴射。
冷却効果にすぐれ再発火の危険性が少ない。

〇消火できる

粉末消火器
なべの全面を覆うように噴射。
粉末薬剤が視界の妨げになるため、遠くから命中させるのが難しい。
冷却効果が無いので再発火の恐れあり。
粉なので後片付けが大変。

強化液タイプの「エアゾール式簡易消火具」
消火器と比較すると消火能力は劣るが十分な効果を発揮。
小さくて使いやすい。

△消火できる場合があるが危険

蓋をする
消火できる場合があるが危ない。

空気を遮断する
消火器がない場合の手段。危ない。

参考 天ぷら油火災 濡れタオルによる初期消火横浜市ホームページ

消火が完了したら、ガスの元栓を締め温度を下げましょう。
直接水をかけない!



電気機器

(コンセントを抜いて感電を防ぐ)
その後、消火器を使うか水をかけるか空気を遮断。

コンセントを抜くのが無理なら、ブレーカーを落としましょう。



カーテン、ふすま、障子

(天井に燃え移るのを防ぐ)

カーテン:レールから引きちぎる
ふすま・障子:蹴り倒して外す

その後、消火器を使うか水をかけるか空気を遮断。



着衣に燃え移ったら

転げまわって消火する。
髪の毛は化学繊維以外の布製品を頭からかぶる。




逃げる方法

どれが正解なのかは状況によって変わるので、冷静な判断をして地上まで避難しましょう。

玄関から逃げる場合

「避難口誘導灯」「通路誘導灯」の方向に逃げる

「(株)電池屋」より引用

停電しても20分以上明かりを保つようになっている。

「避難口誘導灯」
避難口に設置されている

「通路誘導灯」
避難口への道を表す

「客席誘導灯」
映画館や劇場などで足元を常に照らすために設置

「階段通路誘導灯」
階段または傾斜路の明るさを保つために設置



②避難階段を利用して逃げる

屋外避難階段
外気にさらされているため煙による影響が少なく安全性が最も高い。

屋内避難階段
防火戸等がきちんと閉鎖されていれば、竪穴区画が形成されるため、安全に避難できる。
→防火戸を開けっ放しにしない



③上の階に逃げる場合

煙が上る速度はかなり速いので危険。
できるだけ別の方法で地上を目指す。
(屋上の鍵が閉まっている場合、逃げ道がなくなる。)




玄関から出口に向かえない場合

① 一気に走り抜ける

火の勢いが弱くて出口が近い場合に限ります。
すぐに用意できるなら頭から水をかぶり、濡れたシーツで体全体を覆う。
(起毛処理されている服は要注意)

②バルコニーから逃げる

避難具を使って地上や別の階へ
避難はしご、救助袋、緩降機などいろいろな種類があるので、設置されている避難器具の「種類」「場所」「使用方法」について熟知しておく必要があります。

安全な部屋に移動して逃げる
マンションの場合、バルコニーに出て蹴破り戸(隔て戸)を蹴り飛ばし、安全な部屋に入り地上に向かう。
(避難具が無く、命の危険を感じる規模の火災だったらハンマー等でガラスを割り侵入する)
バルコニーに底が厚い靴があると安全に避難できます。
つま先で蹴るとケガをしやすいので注意。




玄関・バルコニーのどちらからも逃げられない場合

①部屋で救助を待つ

火元が自分の家でなく、建物がコンクリート製の場合に限ります。

  1. すぐに「119番」
    (状況を正確に伝えて指示を仰ぐ)
  2. カーテンなどを水で濡らしてすき間をふさぎ、炎や煙の侵入を少しでも食い止める
  3. 玄関の鍵とチェーンロックは外しておく

②(2階の場合) バルコニーから飛び降りる

最終手段です。
2階でも十分危険なので自己責任でお願いします。

  • 布団やマットレスなど、柔らかいものを落として足から落ちる
  • 丈夫そうな雨どいがあれば雨どいを伝って降りる
  • カーテンやシーツをつないでロープ代わりにする
  • 隣の建物に飛び移れそうなら飛び移る
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3階だと間違いなくケガをし、死ぬ場合もある。
4、5階だと50%死亡するらしいです。
(地面がフェンスや芝生だと、変わってくると思います。)

ケガを覚悟で飛び降りるか救助を待つかの判断が難しそうですね。
(救助到着の平均は7~8分)




場所別の逃げ方

高層ビル・マンション

基本的な避難方法は変わりません。
階段を使ってできるだけ早く地上に避難しましょう。

地下鉄に乗車していた場合

  1. 車両に備えつけのインターホン(非常通報装置)で乗務員に火災を知らせる
  2. 車内にある消火器で初期消火をする
  3. 初期消火をしながら、他の乗客を別車両に誘導する
  4. 初期消火に失敗したら、自分も別車両に避難する
  5. 全員が移動したら、扉を閉めて煙の侵入を阻止する
    (できれば窓も閉める)
  6. 電車が止まったら、乗務員や駅員の誘導にしたがって避難をする
    (感電の危険があるので勝手に出ない)

地下街

地下街では60mごとに非常口が設置されている。
パニックに巻き込まれないよう、係員の指示に従って冷静に行動する。

煙や有毒ガスが充満する恐れがあるので、できるだけ低い姿勢で壁伝いに避難する。

ホテル・旅館

事前に避難経路を確認しておく。
係員の指示に従って冷静に行動する。




逃げる時の注意

  • 服装や荷物の事は考えず早く逃げる
  • 煙の中はできるだけ低い姿勢で避難する
    (床に近いほど煙の濃度が薄く、遠くまで見えます)
  • 玄関、裏口、窓、ベランダなどの出口の中から、一番安全で避難しやすい出口を選ぶ
  • 停電や煙で視界が悪い時は壁伝いに逃げる




やってはいけない事リスト

天ぷら油の火災時は直接水をかけない
大爆発します。

鼻と口に当てるタオルは水で濡らさない
除煙効果が下がり、息もしにくくなる。

煙の中で息を止めない
静かに必要最小限に呼吸をしながら歩行する。
息を止めた後に大量の煙を吸ってしまい、一呼吸で倒れる場合がある。
短い距離なら、息を止めて一気に通り抜ける。

エレベーターは使わない
停電や消火の際の水の影響などで閉じ込められる可能性がある。
ちなみに、非常用エレベーターは火災時に消防隊が消火作業および救出作業に使用するものです。

一度逃げたら再び中に入らない
火が弱くて余裕があるように見えても、煙で倒れます。
逃げ遅れた人がいる場合、正確な情報を消防隊に伝えましょう。

防火シャッターが閉鎖しようとしている時にくぐらない
途中で止まらないので挟まると危険です。(過去に死亡事故有り)
基本的に非常扉は防火シャッターの近くにありますが、無い場合は避難口誘導灯を目指して避難しましょう。




まとめ

火災は何よりも、目に見えない一酸化炭素中毒が怖いと思います。
煙を吸わないように冷静に避難しましょう。

また・・

  • 日頃から火災にならないように家の周りを対策をする。
  • 万が一火災が起った時のために、消火器や避難具、避難経路を把握しておく。
  • 消火器や防煙マスク、はしごなどの防災グッズを用意。
  • 消防体験に参加する。

などの対策も、生き残るために大事です。

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京アニの放火事件は例外すぎて対策のしようがないと思います。
ガソリン40Lと1階に刃物の男待ち伏せとか無理すぎ・・
放火殺人です。
(↓の動画でガソリン25Lだそうです)

あまりにも酷い事件です。
亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
もうこんな悲しい事件が二度と起きませんように。

前回の記事は「火災で生き延びるために知っておくべき事|対策や防災グッズも」です

火災で生き延びるために知っておくべき事|対策や防災グッズも

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