燻製する時に必要な物を紹介していきます。


目次
燻製するのに必要なもの
必須
- 燻製器
- 燻製材
- 熱源
あると便利なもの
チャック付きポリ袋
塩づけの時に使用。
キッチンペーパー
食材や蓋についた水分を拭き取るなど。
使い捨てビニール手袋
素手で食材を触ると衛生的に心配なので装着するようにしています。
アルミホイル
燻製材の下に敷いて焦げ付きを防止。
燻製材の上に乗せて、食材の脂や水分が落ちてこないようにする。
温度計
温燻・熱燻の目安が分かる。
網を持ち上げる道具
燻製器によっては、燻製材を交換する時にあると便利。
(私は取り外しができるフライパンの取っ手を使用しています。)
場合によってあると便利なもの
ピチットシート
食材の乾燥。
巻くだけで短時間で吸水できる。
(→ピチットシートとは?)
ひもの干し網
外で乾燥させる場合必要。
網
付属網の網目が大きくて食材が落ちてしまう場合、網を買うと便利。
タコ糸、S字フック
食材を巻いたり、吊り下げたり。
ガスバーナー
スモークウッドの着火用。
(コンロの火でも可。)

100円均一のひもの干し網は入り口のチャックが小さくて使いにくかったので、コチラを使用しています。
燻製鍋の選び方
こちらにまとめました。

燻製材について
ホームセンターやインターネットで安く購入することができます。
スモークチップとは
木材を木くずのように細かく砕いたもの。
加熱し続ける必要があるので「熱燻」向き。
スモークウッドとは
木材を細かく粉砕して固めたもの。
一度火をつければ線香のように煙が出続ける。
燻製器の温度が上がりにくく、適度な温度に保ってくれるので「温燻」「冷燻」に向いている。
燻製材の種類
香りの種類が豊富にあり、食材によって使い分ける事ができます。
「この食材にはこの香りが合う!」
と言われる組み合わせは一応あります。
燻製上級者になれば、お好きな燻製材を自分でブレンドして楽しむ事もできます。
(各メーカーが、バランスの良い香りになるようにブレンドしている物も販売されています。)
- さくら
日本で最もメジャーな燻製材。「初心者はとりあえずコレ!」的な香りです。
香りが強い。
適した食材:肉 - ヒッコリー
香りがとても強くスッキリした香り。
適した食材:肉、魚 - くるみ
あまり癖がないので何にでも合う。
適した食材:肉、魚、チーズ - りんご
香りがほのかに甘く柔らかい。上品な香り。
適した食材:魚、鶏肉など淡泊な食材 - ナラ
色づきが強く、癖があまりない。
適した食材:魚
粉末状の燻製材
ピート
チップやウッドにふりかけるだけで、重圧で個性的な香りが楽しめる。
香りがとても強いので、ヒッコリーやくるみなど癖の少ない燻製材とよく合う。
お酒のおつまみに合う味になります。
その他
- 少量のザラメ砂糖をチップに混ぜると、仕上がりの色づきがよくなり艶が出ます。
(使用目安はチップひと掴みに対して大さじ1程) - チップやウッドがなくても、家にあるお茶パックやその辺に落ちている小枝を燻製材として使う事ができる。
(ただし、市販の燻製材の方が香りは良いです。) - チップを使う時にハーブを一緒に入れて燻すと香りがプラスされる。
(ローリエは肉の臭み取る効果があるのでオススメ。)
まとめ

① 燻製器
(→初心者にオススメの燻製器はこちら)
② 燻製材
チップとウッドの2種類。
チップは熱燻、ウッドは温燻と冷燻に適している。
初心者はとりあえずさくらが無難。
③ 熱源

